しし座の後ろ足の付け根にあるしし座銀河群です。
もう、幾年も撮ってないと思う。この領域はM66.M65.NGC3628で、1,120mmのAPScでちょうど良い塩梅。

想像がつくので後回しにしてきた感じ。ここらで撮って見ようとカメラを向けてみた。

全景
しし座トリオ42-000-2
[光学系]:Vixen R200ss PH 1120mm F5.6  [カメラ]:ZWO ASI 2600MC pro
[パラメータ]:RAW16:FITS Binning:1 Gain:100  Coolor:▲10℃ 
[撮影日]:2023.05.16 宇根山 [露出]:4分×43コマ(172分)
[フィルター]:IR/UVカットフィルター
[機材]:Vixen SXP赤道儀 +ZWO ASIAir plus + 30F4ミニスコープ+ZWOASI 120 MM mini
[処理]:Baias:40コマ   Stellaimage9

ノートリミング


上下別々にトリミングして掲載
NGC3628 銀河 光度  9.5等 視直径 14.8'
しし座トリオ42-000-2-1
ハンバーガー銀河、下のバックには多くの銀河らしいものが点在する


左:M66 (NGC3627) 銀河 光度  9.0等 視直径  8.7'
右:M65 (NGC3623) 銀河 光度  9.3等 視直径 10.0'

しし座トリオ42-000-2-2
左のM66を良くみると、非対称の渦巻腕(渦状腕)や銀河の中央から少しずれている銀河核で、重力による相互作用の影響によって歪んだ形をしています。
この3つの銀河は、互いに重力を及ぼし合う「相互作用銀河」だそうです。