3/20、C/2019 Y4 アトラス彗星の次は、さて!
既に3月も下旬に突入です。もたもたしてたら銀河撮影も最終コーナーです。
しし座もかなり昇ってきました。東天で撮るには時間が不足します。

この領域は視直径が5分そこそこの可愛い銀河が並んで面白そうな領域です。撮ってみたかったのですが時期を逸した感じです。

左:NGC3169 銀河 光度 10.5等 視直径  4.8'
右:NGC3166 銀河 光度 10.6等 視直径  5.2'

ngc3169 ngc3166 0001-0
2020 03.20 19:54から撮影(高度43度からスタート)  撮影地:世羅西町
[光学系]:GS-200RC+ CCD47(×0.67) (D203mm  f 1,088mm F5.36)  
[カメラ]:ZWO ASI 294MC Pro    [フィルター]:baader planetarium IR/UVcut”.L”
[パラメータ]:色空間 RAW16    Output:FITS  Binning:1 Gain:120 offset:20  冷却:▲20℃
[露出] 5m×20=(100m(1h40m)) 
[機材]:Vixen SXP赤道儀 + D60mm f240mm + QHY5L-ⅡM PHD2ガイディング
南中までの2時間45分、33コマ撮って歩留まり60% またもや固まった配線にやられました。なんとかしないと!
倍にクロップで掲載。


そもそも一晩や三晩では撮りきれない対象です。それにしても、相当溜め込まないと綺麗に撮れないと感じました。
今回は様子見と言うことに・・・・・・・して(笑)

露出可能時間が急に短くなった気がして腑に落ちないのでStellaimage8でシュミレーション。
3/20この日の薄明終了に高度43度で撮影を開始すると、南中22:30まで2時間半しかありません。
3/1でしたら薄明終了19:30に高度24度で撮影を開始すると、南中23:45でまで4時間15分露光できます。

薄明終了が30分遅くなった事に加えて、南中する時刻が1時間15分早くなっております。
結果、たったの20日間で1時間45分も露出可能時間が減ったのです。えらい違いに気が付きました。



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