7月26日、網状星雲を調整確認の対象にしました。
導入後、チョット手間のかかっているGS-200RCです。フラットナーに粗方目途がついて、短焦点にするレデューサーの調整に再挑戦しました。
選んだレデューサーは「TS-Optics CCD47-2”-CCD-Reducer」だったんですが、星像は片ボケだったり四隅が流れたりで苦戦進行中。
AstroBinへ投稿される写真データにも記載があり綺麗な星像なので、私は上手く使えていないだけで、鏡筒の課題だったり取付の課題だったりした訳です。
結果は良くなったぁ!~でした。

撮影地:宇根山 21時過ぎから試写
標高600m位で遠く四国の街明かりが望め、東は地方都市の光害の気になるロケーションですが手軽な
遠征地です。
光学系:Kasai GS-200RC CCD47(×0.67=D203mm f1088mm F5.36)何とかしたい1,000mm域。
カメラ:Canon EOS60D SEO SP4改造
撮影:感度:iso3200 露出:300秒(5分) ×5コマ(25分) 気温23.0度:ノイズとんでもなく盛大
機材:Vixen SXP赤道儀 + ガイド鏡(D60mm f240mm)QHY5L-Ⅱ PHD2ガイディング:無風、いい塩梅
前処理:dalk 6Dコマ・flat 15コマ+flatdalk
導入:starbookTEN Stellanavigator11 無いことが考えられない必須アイテム。
処理:DNGonverter・RAP2・CameraRAW・Stellaimage8・Adobe Photoshop cc
周辺星像を見るためノートリミングで投稿します。 1500×1000
4等星の輝星は意図してセンターを外した構図にしてみた。スターシャープ系をチョット処理
フレアー対策のマスクは未装着でした。鏡筒を載せる前に落として踏んづけていました(涙)
星見屋さんの推奨バックフォーカスは85mmです。再度5mm刻みで試写検証を計画。この時「ぁあ~そうね!」って気が付いたのです、RD端からのスケールでなくてレンズ端からの長さだぁ。その差は奥へ約8mmでした。
今回、4刻みの試写のうち、81mm辺りが良好な4隅の星像を結びました。
加えて下記の備忘録に記載のスケアリング対策も効果てき面でした。対策が功を奏してきています。手間のかかる渡来鏡筒ですが「自分仕様にするって感じで」性能を開花させなさいと言われているみたいですね。
備忘録 【 改善策その一つ・・・・ 接眼部とスケアリング対策 】
GS-200RC
接眼部はV-PowerⅡ接眼部(S)を装着して強度対応を図っています。
メーカーのサイトでも「8kgの荷重に耐える抜群の剛性を示す特製接眼部。」と表記してあり確かに頑丈にできていて付け替えて正解でありました。
だだ一点残念な点があり下記の補助具を試してみています。
結論は、なんとか対応出来そうと言う結果です。
フラットナーの場合

ドロチューブ先端へのカメラ取付は2インチ差込みとなっていて、3点押しネジで止めるようになっています。
3点押しネジは中の真鍮のリングをあてがうようにして補正系レンズやM48エクステンションチューブを圧迫して止める仕組みとなっています。
差込み方式ですので当然遊びを設けてあり、これが光軸のズレの原因となっています。
3点押しネジがドロチューブの先端だけではなく、もう2㎝~3㎝でも奥にもう3点あって計6点で止めるとか、ドロチューブ先端でネジ込み方式にしてあれば、ドロチューブ先端面に密着するように補正系レンズやカメラを取り付けることができるのですが、とても残念です。

なんとかドロチューブ先端面に密着するように止められないものかと考えたのが上の写真の補助具です。
チープな構造の工作ではありますが安価にしたいので自前工作で試しました。
アクリル板を専用カッターで切ったり専用ビットでネジ穴を開けました。円形切断が出来ないのでコツコツと削って地味な作業でした。綺麗じゃないけどDo It Yourselfです。
アクリル板Aをアクリル板Bに押さえてドロチューブ先端への密着をするのが目的です。
実際の撮影では過去にフラットナーⅡ+EOS6D(合計約1,300g)がズレて下がる(5mm位)ことも経験しています。ピント画像は当然バームクーヘン!。
大切な補正レンズとEOS6Dを地上に落下させないためにカメラをバンドフックに止めて安心を担保している現状です。
皆さんはどうされておられるのでしょうか?私だけなのでしょうか?
CCD47の場合

現実には”ガチっと”締める必要はなく、密着の状態を保持できればことが足りる訳で、4本のネジボルトでなくても、大型のクリックや太目のゴム輪でテンションを掛ける保持方法でも可。特に冬季の厳寒時は暗い条件で蝶ネジでも指先はハードと思います。
※ V-PowerⅡ接眼部(L)は先端が”M57/P=0.75メスネジ+2インチ差込”のようです。気が付いておればこちらにしたかもしれません。今更感ですね。
この工作はドロチューブ先端面に密着させるための一つの案です。他にも良い方法があるかもしれませんし上手く使われている方の方法は知りたいと思います。
導入後、チョット手間のかかっているGS-200RCです。フラットナーに粗方目途がついて、短焦点にするレデューサーの調整に再挑戦しました。
選んだレデューサーは「TS-Optics CCD47-2”-CCD-Reducer」だったんですが、星像は片ボケだったり四隅が流れたりで苦戦進行中。
AstroBinへ投稿される写真データにも記載があり綺麗な星像なので、私は上手く使えていないだけで、鏡筒の課題だったり取付の課題だったりした訳です。
結果は良くなったぁ!~でした。

撮影地:宇根山 21時過ぎから試写
標高600m位で遠く四国の街明かりが望め、東は地方都市の光害の気になるロケーションですが手軽な
遠征地です。
光学系:Kasai GS-200RC CCD47(×0.67=D203mm f1088mm F5.36)何とかしたい1,000mm域。
カメラ:Canon EOS60D SEO SP4改造
撮影:感度:iso3200 露出:300秒(5分) ×5コマ(25分) 気温23.0度:ノイズとんでもなく盛大
機材:Vixen SXP赤道儀 + ガイド鏡(D60mm f240mm)QHY5L-Ⅱ PHD2ガイディング:無風、いい塩梅
前処理:dalk 6Dコマ・flat 15コマ+flatdalk
導入:starbookTEN Stellanavigator11 無いことが考えられない必須アイテム。
処理:DNGonverter・RAP2・CameraRAW・Stellaimage8・Adobe Photoshop cc
周辺星像を見るためノートリミングで投稿します。 1500×1000
4等星の輝星は意図してセンターを外した構図にしてみた。スターシャープ系をチョット処理
フレアー対策のマスクは未装着でした。鏡筒を載せる前に落として踏んづけていました(涙)
星見屋さんの推奨バックフォーカスは85mmです。再度5mm刻みで試写検証を計画。この時「ぁあ~そうね!」って気が付いたのです、RD端からのスケールでなくてレンズ端からの長さだぁ。その差は奥へ約8mmでした。
今回、4刻みの試写のうち、81mm辺りが良好な4隅の星像を結びました。
加えて下記の備忘録に記載のスケアリング対策も効果てき面でした。対策が功を奏してきています。手間のかかる渡来鏡筒ですが「自分仕様にするって感じで」性能を開花させなさいと言われているみたいですね。
備忘録 【 改善策その一つ・・・・ 接眼部とスケアリング対策 】
GS-200RC
接眼部はV-PowerⅡ接眼部(S)を装着して強度対応を図っています。
メーカーのサイトでも「8kgの荷重に耐える抜群の剛性を示す特製接眼部。」と表記してあり確かに頑丈にできていて付け替えて正解でありました。
だだ一点残念な点があり下記の補助具を試してみています。
結論は、なんとか対応出来そうと言う結果です。
フラットナーの場合

ドロチューブ先端へのカメラ取付は2インチ差込みとなっていて、3点押しネジで止めるようになっています。
3点押しネジは中の真鍮のリングをあてがうようにして補正系レンズやM48エクステンションチューブを圧迫して止める仕組みとなっています。
差込み方式ですので当然遊びを設けてあり、これが光軸のズレの原因となっています。
3点押しネジがドロチューブの先端だけではなく、もう2㎝~3㎝でも奥にもう3点あって計6点で止めるとか、ドロチューブ先端でネジ込み方式にしてあれば、ドロチューブ先端面に密着するように補正系レンズやカメラを取り付けることができるのですが、とても残念です。

なんとかドロチューブ先端面に密着するように止められないものかと考えたのが上の写真の補助具です。
チープな構造の工作ではありますが安価にしたいので自前工作で試しました。
アクリル板を専用カッターで切ったり専用ビットでネジ穴を開けました。円形切断が出来ないのでコツコツと削って地味な作業でした。綺麗じゃないけどDo It Yourselfです。
アクリル板Aをアクリル板Bに押さえてドロチューブ先端への密着をするのが目的です。
実際の撮影では過去にフラットナーⅡ+EOS6D(合計約1,300g)がズレて下がる(5mm位)ことも経験しています。ピント画像は当然バームクーヘン!。
大切な補正レンズとEOS6Dを地上に落下させないためにカメラをバンドフックに止めて安心を担保している現状です。
皆さんはどうされておられるのでしょうか?私だけなのでしょうか?
CCD47の場合

現実には”ガチっと”締める必要はなく、密着の状態を保持できればことが足りる訳で、4本のネジボルトでなくても、大型のクリックや太目のゴム輪でテンションを掛ける保持方法でも可。特に冬季の厳寒時は暗い条件で蝶ネジでも指先はハードと思います。
※ V-PowerⅡ接眼部(L)は先端が”M57/P=0.75メスネジ+2インチ差込”のようです。気が付いておればこちらにしたかもしれません。今更感ですね。
この工作はドロチューブ先端面に密着させるための一つの案です。他にも良い方法があるかもしれませんし上手く使われている方の方法は知りたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
憧れの網状星雲のクローズアップはすごいですね。
GS200RCの星像は中々のものでほぼ調整終了でしょう。
秋からの星撮りシーズンが待ち遠しいことです。
できればフルサイズと行きたいところですが・・・まあしかたないですか。
着々と準備が進んでいるようで羨ましいです。
hiro-2415
が
しました