10月20日以来の遠征でした。11月ボーズは回避です。
コロナ禍、世間はざわついて、落ち着かない日々ですが自分でできることを粛々とです。
先月、おうちでPixInsightの事始めと思ったのですが鼻風邪をこじらせてしまい、開店休業状態でした。予定していたインフルエンザ予防接種もしばらくジャンプで、ついこの前にやっと接種しました。
そんなこんなで遠征もこの新月にやっと間に合った次第。


IC342 銀河
光度  9.0等 視直径 17.8'

3-lrgb-001-1-0
[光学系]:GS-200RC+ CCD47 (D203mm  f 1,088mm F5.36)   [カメラ]:QHY163M+CFW3M-US7
[パラメータ]: MONO16   :FITS  Binning:1 Gain:120 offset:60  冷却:▲10℃
[フィルター]:baader planetarium  L・R・G・B
[撮影日] 2020.11.16 18:49~
[露出] L5m×27=(135m) R5m×2 G5m×2 B5m×2  (30m) 計165m(2h45m)
[機材]:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+ QHY5L-ⅡM  PHD2ガイディング
[処理]:bias:80コマ dark:5コマ flat:各30コマ FAP Stellaimage8
  
カブリ&ムラでどうにもこうにもお手上げ状態なので駆け出しのPixInsightはパス。使い慣れたStellaimage8で処理しました。



冷却CMOSカメラで試してみたかった対象です。やっと撮影して期待したのですが、そうは簡単に満足させてくれません。
前処理で挫折気分でした。結局、ダークの撮り直しを繰り返してカブリやアンプグローの除去が見えてきました。通しの処理は4回目で今回はとりあえずここまで!。
今回の処理の肝はdarkでした。カメラに手なずけられています。



・・・・・ 以下は備忘録 ・・・・・

〇それとStellaimage8でのRGB合成は、自動でしたのですが、何を拾っているのかズレてしまい
 ましたので手動で練習と相成りました。
〇IC342 フェイスオン銀河は天の川の中にあり、星の美しい作品を目にしますが、
 見れば見るほど分からなくなってしまいます。
 彩度が浅いか?明日見たらまた目線が変わると思うのです。
〇気温12度余り。空は並でしたが久し振りでもあり大満足。
 この1対象だけ一点撮りとしました。



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