副題:ついにPixInsightのお試し。

9/20が世羅西への遠征でしたので10/20の遠征は丁度一ヶ月振りとなりました。
天候に恵まれない日々が続き、まとまった晴れ間を待望していましたので、新月前ですし、朝まで山にいました。
薄雲の通過で1時間弱ロスはしましたが、風は枯れ葉の転がる音がするくらいのが時折りで、夜半過ぎると収まってベスト。夜露は中程度。気温10度。
至福の星見で、そんなこんなでトラブルもなく、ストレス解消できました。


夜半を過ぎると冬の星座が昇り、北天は春のおおくま座が・・・・・この時期、もうそうなのだと実感しました。

オリオン座 馬頭星雲(IC434) Horsehead Nebula
masterLight-BINNING-rgb-005-1-lrgb
[光学系]:GS-200RC+ CCD47 (D203mm  f 1,088mm F5.36)   [カメラ]:QHY163M+CFW3M-US7
[パラメータ]: MONO16   :FITS  Binning:1 Gain:120 offset:60  冷却:▲10℃
[フィルター]:baader planetarium  L・R・G・B 
[露出] L5m×(14)=(70m) R5m×3 G5m×3 B5m×3 (45m) 計105m
[機材]:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+ QHY5L-ⅡM  PHD2ガイディング
[処理]:bias:80コマ dark:なし flat:各30コマ  Stellaimage8 PixInsight
1.7等級のアルニタクのカブリと対角に盛大なハローが写り込んでいます。
トリミング無し。105分ほどなのでこんなものかと自己評価です。成果は嬉しいものです。



この前、PixInsightのトライアル版をインストールしました。
注目のソフト、気になってはいたものの遂にです。でもトライアル版。まだ買っておりません。
使い勝手が違うので前へ進むどころの話ではないですね~。蒼月城さんのYouTubeを幾度も聞き直していますが、爺は聞いたことはすぐ忘れる。
そこで、他の方のブログ記事なども参考に紙に落としていく作業にくたびれています。

素材をゲットしましたので処理にチャレンジですが。
前処理はWBPPで処理。あとはDBEやCC等をつついていましたが上手くできているのか?判断も難しい・・・・・。
パラメータが一杯で自由度があるのですがデフォルト設定で良かったのかさえ判らない。
Diagnosticsボタンで設定診断。
BPPで2コマしか選択しなかった”B”を処理していましたら”lightframeは3っ未満の統合はできません”と教えてくれたりで、ガイド状態の良くない画像も混ぜて処理したりです。
後半はLRGB合成もStellaimage8での処理となってしまいました。使い勝手の解る方に楽します。
ともあれ脳内が熱くなっております。

当夜の撮影はNGC7331のL追加、NGC925LRGBを少々、馬頭星雲LRGB、M81のLを1時間撮って薄明の始まりとなりました。




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