副題 1:画像のカラー化。(Abell262)   
副題 2:撮影歩留まり向上に向け。   
当夜は深夜を回った0:30に月没となる上弦の月でした。天候は晴れの予報。こんな時刻の月没に合わせて出撃する遠征はあまり経験がありません。
なのですが、機材の確認などは月明かりがあってもできると言うわけで目的がありました。

副題 1
○ QHY163Mが帰還してきて一ヶ月、スケアリング調整などに明け暮れていましたので、検証画像はL画像。モノクロ投稿ばかりでした。
そろそろカラーにしないと実感が沸きません。当夜は月没後の撮影だったので十分な露出は得られませんでしたが。前回のように薄雲の通過もなく、透明度は3/5並のデータを得られました。

アンドロメダ座 Abell262 付近
Abell262-05-0-3-1lrgb2
[フィルター]:baader planetarium  L・R・G・B    
[Exposure] L5m×10=(50m) R5m×3 G5m×4 B5m×3(50m) 計100m


青い銀河や黄色い銀河・楕円銀河、恒星にも色があるとやはり見ていて楽しいです。
露出は全然足らない状況で見栄えも”しょぼい”ですが、Lは撮りためるほど効果があり、R・G・Bはどれくらいが望ましいのか?そろそろ・・・これからは!満足の一枚を目指すのがテーマになります。

副題 2
○ 長焦点(1,088mm)での撮影では歩留まりに悩まされています。
8/21の記事にも触れていますが、SXP赤道儀にGS200RC+ガイド鏡+カメラの総重量12.5Kg載せています。もちろん基準内です。
しかし①ガイド鏡はモーメント荷重負荷を大きくしているのは確か。口径60mm・f240mm 約0.8kgのガイド鏡は子亀方式で乗っています。コバンザメ方式でも載せられないことはありませんが、この際、ガイド鏡をKOWALM 100mmF2.8に替えてみることにしました。
軽量化に合わせて検証。焦点距離が100mmで1,000mm鏡をガイドできるか?ダメならオフアキに投資か?。100mmで運用されておられる方もいらっしゃる様ですがさて!。
そして②鏡筒搭載プレートです。70mm幅アリ型マッチプレートに改装していましたが、約1.1kgあり2㎝くらい腰高で負担をかけていましたので、試しに外してみる。

結果:約2㎏の減量となり。無風であると言う好条件でしたが歩留まりは約95%で満足できるトライでした。次回以降も検証です。

・・・・・・・  以下は備忘録  ・・・・・・・

PHD2は相変わらずストライキです。ダークが見つからないと警告です。
ダウンロードし直して再度チャレンジしていますが、ライブラリーとあるので、複数のガイド鏡用をストックできるのかと思っていましたが・・・・・どうも違う?
ドキュメントに格納された以前のログが関係しているのか?次回は削除して再度インストールして検証です。

”ナローバンド”を楽しむため各フィルターのデータを取得。
撮影パラメータの模索が必要です。露出では10分の方も15分の方もいらしゃいます。最低3・4コマ以上かな?
撮影だけでなく。処理技法のお勉強が必要です。奥は深そうです。
当面はHαは使って楽しみたい。




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