FlatAideProによる処理の2回目です。試してみました。

この撮影は2016.08.31です。
Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF3.5) + EOS6D SEO SP4をTOAST Pro にてほったらかし追尾しています。
露出:3分×55コマ(165分)感度:iso1600で撮影しています。
今回の処理後はこれです。
ケフェウス座辺り-000
記録をみると高気圧のない変な気圧配置ですが秋を思い出させる透き通った空で、しかしいつもの県北は雨が通過の予報ですからやっぱり変です。と記録しています。放置追尾のずれでクオリティーが今一のコメントもあります。Gカブリも上手く処理できず再処理を繰り返していますが諦めたようです。

そう言えば、不規則なカブリへの対処は困難だと、この遠征地で135mmより広角での星野写真は止めた覚えがあります。

今回はFlatAidePro①カブリ補正し、②レベル調整でデジタル現像+対数現像のブレンドを試しています。
①カブリ補正 TIFF
スクリーンショット (12)


②レベル調整でデジタル現像+対数現像のブレンド
スクリーンショット (13)

そして、Stellaimage8へ持ち込み
トーンカーブ・色彩調整・シャープ系を調整・周辺トリミング等 TIFF JPEG

見違えるようにクオリティーが増しました。
領域の星々が輝いて綺麗です。白い星の領域・茶系の銀河や暗黒星雲・散光星雲など豊かな領域だと再認識をしました。。中央のsh2-140付近の星々の色彩は魅了されます。


遠征地は広島県の中央部で光害の影響を拾う空ですが補正でここまで表現できれば”良し”でしょう。



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