遠征での撮影はトラブルもなく順調であれば満天の夜空の下で気分も満点です。
資材の置場など設営準備から撮影の一連の動作のルーチン化を叩き込んで配線などを蹴とばしたり、引っ掛けたりしないように・・・・・
美味しいホットブラックコーヒーでも飲みながら見上げていたいものです。

準備が肝心!肝心です。
前回の遠征で撮影している間に車の中で以下のような事を考えていました。
撮影の段取りを上手くしたい。それだけのことですが、どうが良いのかと。

①露出可能時間から逆算した対象天体の選び方は 
・実効露出時間を最低3時間に設定すると、歩留まり考慮で約4時間必要とみた。
・対象が南中するまでの東天での撮影を想定してみた。

北天の対象天体の撮影開始高度はおよそ30度を確保できますが問題は南天の撮影です。
以下のように南緯が上がると徐々に厳しく・・・・・
 赤緯0度:赤道で高度25度で撮影開始→南中まで4時間で南中高度56度
 赤緯マイナス20度天体:高度20度で撮影開始→南中まで3時間で南中高度36度
 赤緯マイナス25度天体:高度20度で撮影開始→南中まで2.5時間で南中高度31度
 赤緯マイナス30度天体:高度20度で撮影開始→南中まで2時間で南中高度26度
 と撮影可能時間は限定されます。
また、夏は夜が短くなります。今年の夏至は6月21日、薄明終了21:10(6月下旬)・薄明開始3:10(6月上旬)。
深夜を超えて撮影を開始すると南中前に薄明が始まるなんてこともあります。

②光害方向の撮影方法は
この遠征地の東天から南天は光害が著しく、影響を受けにくい撮影方法を選びたい。LRGB撮影が良いかもしれません。
傾斜カブリの補正はできればL画像だけにしたい思いもあります。
透明度が良い夜にRGB画像を確保してあとは別の日にL画像を撮り溜める手法が良いかと思います。
ワンショットカラーカメラでカブリの除去をするより、また、露出時間がより必要な光害カットフィルターよりも良い結果なのではと思ってみたり。難しい選択です。

③撮影の方位は東天だけでなく
もちろん、西天を沈んでいく天体も逆で撮影ができます。
ただ、反転するとなると、PHDのキャリブレーションの直しが必要で、時間を費やし
加えて鏡筒のバランスやコード配線の取り回しの直しも必要となります。
正直なところ、東天を撮ってきてそのまま西天へ反転移行する撮影はしたくありません。ガイド鏡なのでまだ良いですが、オフアキシスシステムだときっと厳しい(持っていませんm(__)m)。

なので、一夜2対象撮影としても、東天で2対象か西天で2対象で撮り溜めていく方が効率が良いと思います。

なんて言う構想を描いて・・・・・睡魔が襲ってきました。


車中でみたテレビでは・・・・
世間は”五輪延期の公算大”と言う事態に動き出しました。
しかし自然の営みは変わらず・・・・
今年も早咲きの桜が8分咲きの3/23です。
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傍らを流れる河川は一昨年の西日本豪雨災害で氾濫した河川。堆積土砂取り除きがやっと予算執行されました。