快晴を願って遠征しました。GS200RCなのでもちろん系外銀河です。
毎回、撮影のトラブルは発生するものですが、今回もやっぱりでした。撮影を阻んだのは予報では思いもよらぬ”風”でした。

IC2574 銀河
光度 10.6等 視直径 12.3'

IC2574 160m 0-20j
2020 02.20 19:42から撮影(高度51度からスタート)  撮影地:宇根山
[光学系]:GS-200RC+ CCD47(×0.67) (D203mm  f 1,088mm F5.36)  
[カメラ]:ZWO ASI 294MC Pro    [フィルター]:baader planetarium IR/UVcut”.L”
[パラメータ]:色空間 RAW16    Output:FITS  Binning:1 Gain:120 offset:60  冷却:▲20℃
[露出] 5m×33=(165m)
[機材]:Vixen SXP赤道儀 + D60mm f240mm + QHY5L-ⅡM PHDガイディング


不規則銀河だとばかり思い込んでいましたが、実は渦巻き銀河に分類されるんだと知りました。
渦の部分に目立つのは若い青色の星々。薄くしか写っていませんが赤いところも多く点在している姿です。Hαを混ぜた撮影もしてみたくなる対象です。美しい銀河です。


淡いとは知っていましたが撮影後1枚ものレベル調整のみの画像はこれ!
Capture_00007-1
どうにもならない薄さでないようですがたっぷりの露出が必要です。Fが5.3ですから。

19:40から南中0:40まで5時間。一コマ5分×60コマ=300分(5時間)撮影しました。私の最長露出を更新しました。
がしかし、後半は風があり酷くはないが卵状の星像を量産。悔しいので思い切ってちょっとでも楕円は”ぺ!ポイ”
約半分の33コマで処理しました。次の対象はフードを外してトライしました。
いつものことですが何時か再挑戦です。画像処理も難しく。課題。

バッテリーが赤道儀の電源コードを踏んでて、てんぱった。
gizagiza-0
ギザギザ、・・・・どっこらしょと反対方向に引っ張って。数コマがダメでした。


気温は2℃、そんなにでもなかった。風さえ邪魔しなければ100点だったかな。



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