副題:CMOSカメラで撮影することは少しずつなんとなくです。
この前から撮像ソフトのSharp Capのマニュアルをダウンロードしてパラパラと見ています。
老朽化した爺の脳みそじゃ理解が厳しい内容なのでパラパラです。

動画でなくて、もっぱら静止画像が肌にあうのでやはりデジカメのように撮って処理したいのですが・・・・

昨夜、撮った対象は季節外れの。
カシオペア座 IC1805(ハート星雲)
IC1805 90m-1
2020 02.18 19:26から撮影(子午線を超えている西天でスタート)  撮影地:宇根山
[光学系]:タカハシε130D 430mm F3.3    [カメラ]:ASI294MCpro
[パラメータ]:色空間 RAW16    Output Format:FITS  Binning:1 Gain:120 offset:60  冷却:▲20℃
[フィルター]:baader planetarium IR/UVcutL
[Exposure] 5m×18=(90m) 
[機材]:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+ QHY5L-ⅡM PHD2ガイディング
[処理]: dalk:7コマ flat:20コマ  Stellaimage8


遠征は
昨夜は寒気が入った翌日なのでやはり寒かったです。気温はマイナス3度まで下がりました。
晴れない晴れないと溜め込んでいましたが晴れ間がやってきました。
日没前に到着したときは予報に反してどん曇りでしたのでまたGPV気象予報にやられたと感じましたが、設営して待つことにしました。
”ダメでもいいや!”と諦めの境地で先着しておられた星友Yさんと談笑していましたら、薄暮が終わるころに北西から星がちらほらと見え始め以後快晴となりました。

手を付けていなかった”ASI294MCpro”にIR/UVcut”L”を装着して赤外・紫外線をカットして撮影をしました。
400nm以下の紫外線と680nm以上の赤外域をカットするのでクオリティが上がるそうです。

ワンショットCMOSカメラの設定と処理
撮影パラメータの設定は色空間をRAW16 で撮影し、FITS 出力で高品位の画像を目指します。
この設定でFISTは整数16ビット1プレーンのモノクロイメージです。ベイヤーRGB変換しないとなりません。この辺りの処理フローの知識はありません。

試してみた今回の処理フローは
1.fitsライト画像へdalk とflatのバッチ処理 実数32ビット保存
2.ベイヤーRGB変換 実数32ビット保存
3.自動レベル補正とオートストレッチ処理 実数32ビット保存
4.コンポジット 実数32ビット保存又はtif16ビットで保存
以後、階調・色彩調整など

とまあ~~、上手くできたようです。傾斜カブリなどは 3.で補正できていると考えています。どうなのでしょうか?
これでこのカメラの処理の基本が決めれたようです。


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