副題:おおくま座NGC3198でした。GS-200RC+QHY163M で、2分のファーストライト?

2月3日の今宵は明けて夜半2時過ぎまで月夜で、晴れているのにブロードバンドの撮影は不可。
かと言って、深夜に撮影準備して2時から撮影なんて一杯飲んでいるので無理!なので21時頃から準備してスケアリング調整の確認をしながら待ちました。

おおくま座 NGC3198 銀河
  光度 10.4等 視直径  8.3'
ngc3198-3-0
2020 02.04 02:22から撮影(高度75度からスタート)  撮影地:自宅駐車場で
[光学系]:Kasai GS-200RC+ CCD47(×0.67) (D203mm  f 1,088mm F5.36)  
[カメラ]:QHY163M+CFW3M-US7    [フィルター]:baader planetarium  L
[パラメータ]:色空間 MONO16    Output:FITS  Binning:1 Gain:120 offset:90  冷却:▲20℃
[露出] L 3m×13=(39m)
[機材]:Vixen SXP赤道儀 + KOWALM100JC+ QHY5L-ⅡM PHD2ガイディング
[導入撮像]:StarBookTEN + Stellanavigator10 Charp Cap3.2
中央の約7割をクロップ。上空の電線を通過中なので輝星に光条が映り込んでいます。


自宅で試し。

2時過ぎに南中越えしたNGC3198です。結果は、L だけになってしまいました。LBGB合成は叶いませんでした。
電源はACアダプターのところで抜けており撮影時間の大部分が泡と化しました。電源は自宅なのでキャプタイヤコードで供給しているのに・・・・残念で。
そんなこんなのトラブル連発で、ファーストライトにはできませんでしたので、ハーフのファーストライトと言ったところです。


撮影計画は楽しい。
天候と月齢の廻りを見ながら対象天体の露出時間確保を算段するのは楽しい時間です。
叶うか叶わぬかは天候次第なので仕方ないことですが、Stellanavigatorで対象天体の南中時間を測りながら露出時間を目論むのは楽しいです。
Stellanavigatorは対象天体をクリックすると天体情報が表示されます。
天体の光度・大きさはもちろんですが、その時間の高度・南中する時刻が表示されます。これがとても役に立っています。

今回はRGB画像を撮り残しましたが、次回を2/13とした場合は、撮影開始を20時、東北東高度34度スタートで月の出23:27、南中00:56となる情報を確認し計画ができます。
月の出まで3時間越えの露出時間を確保できることがわかります。RGBとLの追加を予定できます。
”よっしゃー!”と言うモチベーション維持にも繋がります。あすも元気だ。(笑)

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