とても明度の薄いフェイスオン銀河です。撮影で上がってきたモニターを確認して噂の通り”淡いわ~~”とつぶやいていました。

きりん座 IC342
視等級:9.1等級  視直径:21’.4×20’.9

IC342 002-1
2019.11.05  27:10から撮影 
撮影地:自宅駐車場
光学系:Kasai GS-200RC フラットナーⅡ(D203mm f1624mm F8.0)
カメラ:Canon EOS6D SEO SP4改造
撮影:感度:iso6400  露出:180秒(3分) ×36コマ=(108分) 気温9度
機材:Vixen SXP赤道儀 + ガイド鏡(D60mm f240mm)QHY5L-Ⅱ PHD2ガイディング:無風、いい塩梅
導入:starbookTEN Stellanavigator11
前処理:dalk 6コマ・flat なし
処理:DNGonverter・RAP2・CameraRAW・Stellaimage8・Adobe Photoshop cc  
           フォーサーズサイズにトリミング

露出が足りないのですが好奇心でちょっと強引な処理をしてしまっています。


IC342は子午線越えして西天に移ってからの撮影を計画しました。
しかし北の子午線が電柱の東側でしかも対象は白色LED街灯の上です。
子午線越えが25時過ぎなのですが電柱や電線があって、1時間はロスと思っていました。
でも26時頃から3時間は撮影できる算段でしたが・・・
3時前まで街路灯のハレーションやら照らされた電柱など障害物があって、結局、残り2時間。
108分余りしか撮影できませんでした。
追加撮影は遠征をしてですが。この調子ですとシーズンマタギになるかも。


微恒星の多い領域で恒星の色が色々とあり系外銀河も色彩が豊富で華やかな空間です。
しかも大きな対象を1,600mmで撮影。このスケール感は楽しいです。