撮ってみたかった対象の一つです。くじら銀河、エッジオンが不思議です。フェイスオンで見てみたい。無理!

りょうけん座 NGC4631とNGC4656
右上  NGC4631 視野角12.6’×1.4’ 光度9.7等級(ホエール銀河)
左下  NGC4656 視野角19.5’×2.0’ 光度10.7等級

くじら-AB-0-1
2019.05.29  23:26から撮影  
撮影地:seranisityou
光学系:Kasai GS-200RC フラットナーⅡ(D203mm f1624mm F8.0)
カメラ:Canon EOS6D SEO SP4改造
撮影:感度:iso6400  露出:300秒(5分) ×12コマ(60分) 気温10度
機材:Vixen SXP赤道儀 + ガイド鏡(D60mm f240mm)QHY5L-Ⅱ PHD2ガイディング
導入:starbookTEN Stellanavigator11
前処理:dalk 8コマ・flat 30コマ+flatdalk
処理:DNGonverter・RAP2・CameraRAW・Stellaimage8・Adobe Photoshop cc
      80%くらいにトリミングしています。
その他:1624mm+PHD2でのテスト撮影。ほゞ無風という好条件でほゞ良い結果をだしてくれました。


ネットを見ていると”アメリカでは"Whale Galaxy"、"Herring Galaxy"と呼ばれています。それぞれ"くじら銀河"、"ニシン銀河"になります。”ですって!

また、この二つの銀河、実際の距離も近く20万光年のお隣さんらしくて、フェイスオンの視直径が20度もある銀河が互いに見えていると有りました。
こう想像すると興味深い光景だと思います。

大マゼラン雲が銀河系の20分の1で視直径が約11度ですから視直径で約2倍の大きさで夜空へ浮かんでいるわけですね。